sorakoの日々徒然

老年期マダムのつぶやき。

ミニチュアティーセット

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プチトマトのマリネ。

お気に入りのミニチュアカップ&ソーサーに

盛ってみた。

おままごとみたい。

 

気がつけばいつも同じ食器しか使っていない。

この10年、一度も使ってない食器もある。

 

15年くらい前だったか、

食器棚の中身の断捨離をしたにもかかわらず

そろそろまた断捨離したくなった。

その時はかつて結婚が決まった時に

母が張り切って揃えてくれた和食器の殆どを処分した。

 

酢の物はこれ、焼き魚はこれ、茶碗蒸しにしか使えない食器、などなどなどなど^^;

用途別にすべて5客ずつ図柄も統一して

勝手に揃えてくれた。

小料理屋でも始められそうな品揃えだ。

でも重くて大きさも形も様々な食器は

片付けにくく場所を取るので

食器棚から溢れていた。

そもそも私は共働きで忙しく

料理にも食器にも全く情熱が無かったので

殆ど出番が無かったし。

 

娘の好みに関係なく母の好みと思い込みで

家具から食器から布団から着物一式にいたるまで

勝手に揃えてくれた。

人生で一番痩せていた時に作った着物は

出産、子育てでバタバタしている間に

お腹周りがとてつもなく大きくなって

仕立て直さないと着られなくなってしまった。

でも仕立て直したとしても

着る機会は全く無いし着る気も無い。

結局そのまま一度も袖を通さないまま

箪笥の肥やしに。

 

母は自分が欲しかった物を

私に持たせたのだと思う。

持たせなかったら娘が不憫な思いをすると思っていたのかもしれない。

それになにより買い物をするのが楽しかったのだろう。

 

私が物に執着が薄いのは

母という反面教師がいたからかもしれない。

親子と言えども別人格。