sorakoの日々徒然

老年期マダムのつぶやき。

ようやく

今年も猛暑にやられた。

数年前から暑さに対応できるだけの体力が

無くなっているのを感じていたが

今年は予想を上回るバテ具合。

 

ニンジンエキス入りの漢方薬を勧められて

やっと家事全般は普通にできるくらいになってきた。

何ヶ月も続いていた下痢も改善されてほっとしている。

 

体力回復は漢方薬だけではなさそう。

義務感で頑張っていた実家の晩御飯を

夏バテが酷くてキッパリやめたからかも。

 

頑張ってやっている時は

割り切っていると自分では思っていた。

が、割り切ってやれるうちは自分を消耗しているだけ。

エネルギー補給無しで全力疾走している感じ。

いつかはエネルギー切れになる。

 

完全にエネルギー切れになったら

はた、と気が付いた。

体を悪くするくらいならやらなくてもいい。

自分を消耗するだけの場所なら

近づかなくてもいいと。

そして介護らしい事を

何もできない自分を責めないことにした。

できない事はできないと認めよう。

 

実家に行くだけの気力体力が戻る前に

もしもの事態が起こるかもしれないけど

感謝も伝えたし

自分なりに出来ることは精一杯したつもりだから

思い残す事は無い。

 

弱った人に寄り添うには

寄り添う人の体力が必須。

介護は介護のプロに任せる。

自分以外の人に任せる。

それを自分に許そう。

ようやく自分にあきらめがついた。