sorakoの日々徒然

老年期マダムのつぶやき。

52ヘルツ

駐車場の横を通ったらスミレの群生地が💜

f:id:sorakko4:20230330142141j:imageこれはほんの一部分。周りだけかと思ったら

f:id:sorakko4:20230330142227j:imageここにも💜f:id:sorakko4:20230330142240j:imageあそこにも💜f:id:sorakko4:20230330142255j:imageこんなタイヤに踏まれてしまう所にも💜

駐車場のあちこちに種が運ばれたようでスミレの園になっていた💜地植えならではだなぁ。羨ましい限り。

 

図書館で予約していた町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』を読んだ。(少々ネタバレあり)

途中読むのが辛くなる箇所もあったけどなんとか最後まで読み終えた。

発しているのに誰にも届かない声。その声に気付けた人が同じように届かない叫びを喉の奥に秘めている人というのがせつなかった。

物語は作者の創作したものではあるけれど、取材もたくさんされてからの執筆だろうから現実にこんな事が起きているとしたら胸が痛い。

クジラが発する仲間のクジラたちにも聞こえない52ヘルツの声。聞こえないけど感じる人には届いているはず。何故だかふっと感じる違和感を大事にしたいと思った。